ストレスがたまりやすい現代では、こころの病気になる人が増えています。体がだるい、やる気がおきない、といった症状になるケースも多くあるため、単なる怠け者として見られ、さらに状態が悪化してしまうこともあります。また、本人に自覚がないまま症状が進んでしまうケースもあります。まじめで几帳面だった人が何をするにもいい加減になったり、明るかった人がいつも落ち込むようになったなど、いつもと様子が変わった場合には、周囲の人が気をつけることも必要です。しかし、やたら激励したり、叱ったりするのは逆効果になることもあるので注意しなければなりません。
自分で、あるいは周囲がおかしいと思ったら、医療機関を受診して治療をするのが回復への早道となります。心療内科や精神科などを受診します。それが不安な場合には、かかりつけの医師に相談して、紹介してもらう方法もあります。医療機関では、診察をして、カウンセリング療法や薬を処方して回復を目指します。
一般的に、完全に回復するまでには長い期間がかかることが多いので、焦らずに気長に治そうと考えることが大切です。また、状態が良くなったり悪くなったりを繰り返すケースも多いので、周囲も一喜一憂せずに見守るようにします。